大口・小口(ユーロの先物・10/13時点) 大口投機 売り越し 137,573枚(先週から-38,241)・3年の中での位置 0(売りが3年で最大級) 小口 買い越し 26,348枚 くわしく
買い越し=ユーロ買い・ドル売り
ECBの見通し(過去・現在・未来)
作った日時:2026-10-21 13:31 AI:gemini-3.8-flash ※AIの見通しは材料からの推定で、当たるとは限りません
過去
ECBの温度計の推移(+タカ派/−ハト派)
温度計(60日平均) 1.00
政策金利と2年債(市場の予想)
預金ファシリティ金利 2.50%ユーロ圏2年債 3.05%
物価(前年比) ECBの目標は2%
HICP(総合) 3.80%コアHICP 2.50%サービス 3.20%
エネルギー物価 大きく上がると、少し遅れて他の物価や賃金にも広がりやすい
エネルギー物価(前年比) 18.90%
雇用と賃金
失業率 6.40%妥結賃金(前年比) 2.44%
実質賃金 0より下=給料の伸びが物価に負けている
実質賃金(妥結賃金−HICP) -0.56%
景気(実質GDPの前年比) 0より下は景気後退のサイン
実質GDP(前年比) 1.20%
これまでに出した見通し
| 作った日 | いつ | 利上げ | 据え置き | 利下げ |
|---|---|---|---|---|
| 2026-10-21 13:31 温度計 0.75 | 3か月後 2.50% | 20% | 75% | 5% |
| 1年後 2.50% | 20% | 60% | 20% | |
| 2026-10-19 02:40 温度計 0.86 | 3か月後 2.50% | 20% | 75% | 5% |
| 1年後 2.50% | 20% | 60% | 20% |
現在
AIの総合温度感(資料・指標・市場をすべてふまえて)
+0.8 タカ派寄り
−2 利下げ寄り0+2 利上げ寄り
中立的な講演が追加されたのみで、エネルギー警戒と利上げ姿勢に変化なし。
ECBの発言の温度計(直近30日の資料・7件)
+0.75 タカ派寄り
−2 利下げ寄り0+2 利上げ寄り
ECBは中東情勢を受けたエネルギー価格の急騰に伴うインフレ上振れリスクを警戒し、2026年9月に25bpの利上げを実施しました。事前に金利経路を確約せず、会合ごとに経済データを確認して判断する姿勢をとっており、追加利上げの余地を残しています。
今の政策金利(預金ファシリティ金利):2.50%(2026-09-16に変更)
最新の指標
| 指標 | いつの分 | 最新 | 前回 |
|---|---|---|---|
| HICP(消費者物価・総合)前年比 | 2026-09分 | +3.8%(前年比) | +3.2%(前年比) |
| コアHICP(食品・エネルギー除く)前年比 | 2026-09分 | +2.5%(前年比) | +2.4%(前年比) |
| サービス物価 前年比(ECBが重視) | 2026-09分 | +3.2%(前年比) | +3.0%(前年比) |
| エネルギー物価 前年比 | 2026-09分 | +18.9%(前年比) | +14.3%(前年比) |
| 失業率(%) | 2026-08分 | 6.40 | 6.40 |
| 妥結賃金(労使で決めた賃金)前年比 | 2026年2Q分 | +2.4%(前年比) | +2.6%(前年比) |
| 実質GDP 前年比 | 2026年2Q分 | +1.2%(前年比) | +0.6%(前年比) |
| ユーロ圏2年債金利(AAA格=ドイツなど・%) | 2026-10-19 | 3.05 | 3.03 |
| 政策金利(預金ファシリティ金利・%) | 2026-10-21 | 2.50 | 2.25 |
ECBスタッフの経済見通し(2026-09-10)
| 2026年 | 2027年 | 2028年 | |
|---|---|---|---|
| HICP | 3.0% | 2.5% | 2.1% |
| コアHICP | 2.5% | 2.6% | 2.3% |
| GDP | 0.9% | 1.4% | 1.5% |
景気の見方
15% 1年以内に景気後退(不景気)に入る確率
足元ではエネルギー価格の急騰を受けてHICP総合が3.80%へ加速し、実質賃金が-0.56%に沈むなど購買力への下押し圧力が生じています。一方で失業率は6.40%と過去最低水準にあり、実質GDPも前年比1.20%と底堅さを示しています。先行きは不確実性の緩和やエネルギーショックの漸進的な解消に伴い、緩やかな景気回復が見込まれています。
- 実質賃金前年比が2026年6月に-0.56%とマイナスに落ち込んでいる点(冷えているサイン)
- エネルギー物価前年比が2026年9月に18.90%まで高騰し家計や企業の負担となっている点(冷えているサイン)
- 失業率が2026年8月時点で6.40%と低水準で推移している点(まだ強いサイン)
- 実質GDP前年比が2026年6月に1.20%へ持ち直している点(まだ強いサイン)
最近のECBの資料
| 2026-10-21 | +0 | 講演 | Philip R. Lane: Euro liquidity lines and the international monetary sy 国際流動性供給枠組みの構造的解説が主であり、目先の金利の方向性に関する示唆はなし |
| 2026-10-17 | +1 | 講演 | Christine Lagarde: IMFC Statement 高めのインフレ圧力やエネルギーショックへの警戒から、慎重な金利維持・追加対応の姿勢を継続 |
| 2026-10-13 | +0 | 講演 | Philip R. Lane: The AI opportunity for Europe データ次第の様子見(中立) |
| 2026-10-08 | +1 | 金融政策 | Meeting of 9-10 September 2026 インフレ上振れリスクとデータ次第で追加利上げの余地を残す |
| 2026-10-06 | +1 | インタビュー | Philip R. Lane: Interview with Ansa データとインフレ動向を注視しつつ、慎重な金融政策を維持 |
| 2026-10-05 | +1 | 講演 | Philip R. Lane: Diagnostic Challenges for ECB Monetary Policy データ次第で慎重な判断を継続しつつ、適切な金利水準を維持 |
| 2026-09-30 | +1 | インタビュー | Christine Lagarde: Interview with La Croix インフレ警戒と経済への影響を見極めつつ高い金利を維持または利上げの可能性を継続 |
| 2026-09-10 | +2 | 金融政策 | Christine Lagarde, Boris Vujčić: Monetary policy statement (with Q&A) データ次第で追加利上げを排除しないスタンス |
| 2026-09-10 | +1 | 金融政策 | ECB staff macroeconomic projections for the euro area, September 2026 インフレ見通しの上方改定と堅調な景気・雇用を背景に、高い政策金利水準を長期間維持する姿勢 |
| 2026-08-27 | +1 | 金融政策 | Meeting of 22-23 July 2026 当面は政策金利を据え置いてデータを精査しつつも、インフレ上振れリスクに備えて慎重に姿勢を維持 |
未来
政策金利のシナリオ(今の金利から見て、その時点でどうなっているか)
| いつ 一番ありそうな金利 | 利上げ | 据え置き | 利下げ |
|---|---|---|---|
| 3か月後 2.50% | 20% | 75% | 5% |
| 6か月後 2.50% | 25% | 65% | 10% |
| 1年後 2.50% | 20% | 60% | 20% |
| 2年後 2.25% | 10% | 60% | 30% |
根拠
- 材料3において、HICP総合前年比が2026年9月に3.80%へ跳ね上がり、エネルギー物価前年比も18.90%と急騰していること。
- 材料3でユーロ圏2年債利回りが2026年10月末に3.05%と、現行の預金ファシリティ金利2.50%を上回る水準で推移していること。
- 材料5の金融政策会合議事録やラガルド総裁の発言等で、供給ショックの波及を防ぐためデータ次第で追加利上げの可能性が示唆されていること。
- 材料6のスタッフ経済見通しで、2027年と2028年のインフレ見通しが上方修正され、中期的なインフレ上振れリスクが意識されていること。
前回から変わったこと
- 2026-10-21にレーン理事の流動性枠組みに関する講演(点数0)が加わったものの、金融政策の方向性に関する新たな示唆は含まれず、金利見通しや確率配分を前回のまま据え置いた。
見方が変わる条件
- エネルギー価格が落ち着き、HICP総合前年比が大幅に低下する → 追加利上げの観測が後退し、金利据え置きおよび利下げの確率が上昇する
- エネルギー高の影響で妥結賃金やサービス物価などの二次的波及が強まる → 利上げ確率がさらに高まる